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withコロナと社交ダンス

こんにちは^_^競技ダンサー、ダンスインストラクター、運動講師の郁美です。

まだまだ注意すべきことは多い生活ではありますが東京の街も動き出しましたね。私たちダンス業界も少しずつ対面のレッスンがスタートし始めました。

人生で初の長い休みは走り続けた毎日からのギャプがすごかったけど‥かなり貴重な時間でした。変わらなければいけない、改めなければならないことがたくさん明るみにもなった2ヶ月だったように思います。多くの人が転職や働き方を考えたりもしたんじゃないかな。

さて、そんな中個人的にはひとつまた仕事に区切りをつけ自分のダンス生活をよりよく整理していくことにしました。これまで勤めてきた北千住のスタジオをやめて、できた時間を自分の将来の準備にあてたいという目的です。

北千住の加藤周介ダンスアカデミーではジュニアの指導に関して沢山の提案をさせてもらい、新しい取り組みやチャレンジを幾度となくさせてもらいました。可愛い教え子もでき、踊るだけでは物足りなかった私に、子供達の教育活動を任せてくれ、それを形にすることができました。ジュニアチャレンジクラスという新しい縦割り教育のクラスもできました。これまでの実践が基盤になり更に発展してくれたら嬉しいです。個人的にも子供達とぶつかったり、悩みを聞いたり、本気で向き合える時間をもらえて、本当に楽しい4年間でした。

教員をやめ転職してからの4年間、私は2つのダンス教室で平行して勤めさせてもらいつつ、自分自身の競技と、個人の事業をさせてもらってきました。自分自身をシェアしてもらう働き方は「所属教室」という言葉にあまり拘らず、シェアハウスに住んだ経験を生かし、シェアする働き方を探求してみたかったからもあります。それを実現させてくれた周囲の皆様に感謝です。

さて、そんな中でのコロナショックと強制的に求められる変化。社交ダンスなんて仕事的に無理じゃんって思う方もいるかもしれないけれど、ダンスはこの先も絶対無くならないし、人は人の温度を必ず求め、リアルに手と手を取り合う日常は戻ると思います^_^教育的な観点からもマスクのまま、ソーシャルディスタンスを保ったままで、子供達の教育をするとなると、想像しただけで様々な問題が発生することが予測できます。(その辺の詳しいことはまた、、)

とにかく、柔軟な考えを取り入れつつ、社交ダンスの事業を発展させる良い機会だと思います。これから日本の社交ダンス教室は男性と女性が手を繋いで踊るニーズだけでなく、ストリートダンスや創作ダンスの要素もどんどん受け入れられて、チームや同性同士のダンスのニーズも増え、それに伴い子供達の教育や福祉の方面にももっと仕事の範囲を広げられるのでは、と思います。

そうすることで社交ダンスの敷居の高いイメージが少し改善され、社交ダンスの高く深い技術に特化した選手だけでなく、「社交ダンスと〇〇」という、何かの特技と合わせたインストラクターの活躍の場が増える気がします。

社交ダンスと歌とか?

社交ダンスとストリートダンスとか?

社交ダンスと福祉 とか?

分からないけど、特化したもの2つを掛け合わせれば、仕事の範囲はぐんと広がると思うし、元祖社交ダンス教室のやり方が王道で正解だ!とされて来た風潮は変わる予感です^_^

そんなビジネス的には新しいチャンスの時期ですが、私自身は自分で何かを発信したり開拓するよりも、これからしばらくは仕事の範囲を制限して自分自身のダンスの技能を中心に今やっていることの質をもっと高める期間にしたいと思っています。そのための退職ですので、外に外に目移りしないよう頑張ります😭

コロナの自粛でパーティーがなくなり、子供達との発表会もなくなり、会えないままのお別れにはなってしまいましたが。

20人の子供達からとどいた素敵なメッセージを胸に。毎日踊っていこうと思います✨

映像をお見せできず残念ですが、泣かれたり反抗されたりしながら付き合って来た子からのコメントは特に泣けました。笑 みんな大きくなったね。

これからもここにいる先生方が子供達の未来に繋がる素敵な指導を追求してくださることと思います。

新しい時代の新しいスタートを、私自身もがんばろうと思います!

いつまでもみんなが幸せで健やかに踊ってくれることを願って♡そしてスタジオでお世話になった沢山のお客様、スタッフの皆様が笑顔あふれるダンスライフを送れますように♡♡

郁美

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