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Bonn Dance Camp2019.1

郁美です^ ^

月曜日から始まった5日間のダンスキャンプ終わりました!

3回目のキャンプ参加でしたが、今回が1番充実感がありました。

というか、参加するたびに学びが深まり、レッスンの内容も深くなってきている感じがしました。

 

怒られまくってるし、全然不十分で、反省だらけなんですけどね。

それでも、やっぱりレッスンって何度も受けなければ受け方も学び方も進歩しないんだなぁって思いました。

 

最終日の今朝も朝8時半すぎからレクチャー。

そこでラルフ先生からありがたいお話がありました。

英語での会話はまだまだな私ですが、ラルフ先生はとてもわかりやすい英語でレクチャーをしてくれるので、割ときちんと理解してメモをとることができます。

ラルフ先生の今朝の話はエチケット、マナーについて。
私たちはダンサーとして、フロアの中そして外でどう行動すべきかという話をしてくれました。

どれもすごく納得な素晴らしい話だったのですが1番印象的だったのは

トップダンサーになりたければ、チャンピォンがフロア外でどんな行動をしているのかを見なさい、という話でした。

以前、ラルフ先生のレッスンを受けて間もない頃、スタジオに来る時にノーメイクだったり、練習の時に素敵じゃないレッスンウェアを着ていたりして、注意されることがよくありました。

最初は「怒られるからレッスンの時は綺麗にしておかなきゃ💦」

という感じでラルフ先生の前だけ気をつけていましたが、海外に初めて来た時から私の中でこのままではダメだと思うようになりました。

本当にダンスが美しい選手は、全てが美しく、頭の先からつま先まで全てが整っているんです。

そして良い香りがするんです!本当に✨

そこからは真似しなきゃと思うようになり、ここ最近はラルフ先生からも「随分ルックス変わったね」と少し褒められるようにはなって来ました✨が、日本で日々の生活や練習に疲れてくると、ついついだらしなくなってしまいます。

でも今日その言葉をラルフ先生から聞いて、やっぱりすごく大切なことだなぁと思いました。

自分たちのダンスを作る要素が何かを考えると、自分たちの考えた方や人間性が全ての根本だと思います。

だからこそ、フロア外での行動が自分たちのパーソナリティであり、そこがダンスに直結してくるんだと、ラルフ先生の言葉から思いました。

言葉遣い、態度、時間、服装、政治の問題への考え方、カップルの関係のことから仕事のことまで、ラルフ先生はすべてに教育的な視点で話をしてくださいます。

私はダンサーとしてだけでなく、教育者的なラルフ先生の言葉がすごく好きで、そういうところも真似たいところです。

スラビックとカリーナの最後のレッスンも終わり、最後の最後に5ダンスを連続で踊り、今年の冬のダンスキャンプは終わりました。全ての参加者が疲れ切っていましたが、最後は立ち上がって踊る人を応援して、アドレナリン全開💓

個人的にはレッスンで習ったことや、頭でわかっていることが、踊り込みでは全然出来なくて悔しい気持ちで終わってしまいました。いつもいつも気持ちよく締めくくれたらいいのですが、やっぱりそうもいかないですね。本当にあれもこれも、まだまだです。

 

 

目をつぶると目の前で起きていた素晴らしい練習会のシーンが蘇ってくる✨

 

映像だとダンスの素晴らしさは半分も分かっていなかったと思う。

 

あのエネルギー、床に立つ強さ、匂いや熱、繊細な表情や、爪の先、美しい筋肉の動き。

もっと見ていたかったし、もっと近くで感じながら踊っていたかった。。

 

自分たちでも練習はもちろん続きますが、この喜びや熱量はなかなか感じられません。

ラルフ先生のダンスキャンプは身体も心もしんどいんだけど、やっぱり素晴らしいダンサーとともに学べることが、最高の喜びです。

 

明日からキャンプはないけれど、あと数日練習をして、レッスンを受けて、日本に帰ります。

出来なかったことをコツコツと練習し、日本での試合に向けて頑張るのみ!

 

素晴らしい時間をくれた大大大好きなダンサーや先生、キャンプの仲間に感謝です

 

 

 

最後にレッスンの終わり時間を教えてくれるブタさん🐽

ダンスキャンプチームのみなさんお茶目ですね

お腹を押すと広いフロアで聞こえるか聞こえないかくらいの小さい声でブーブー言ってくれます。可愛い💓

 

あーもっともっともっと、素敵に踊れるようになりたい!!

 

郁美

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