以下の特別授業・ワークショップ・スポーツプログラムをキャリア教育や体育的指導を目的とした教育的なプログラムとして行っています。

Educational Programの目的


①思春期の子供達や、重度重複障害の方々など、誰でもが生涯にわたって豊かに生きるために必要な視点をプログラムを通じ気づき伸ばしていく

②障害などの理由から卒後の就労が難しい方へ、生きがいややりがいを感じられる場を増やし、またご本人が持つ可能性の大きさを周囲に伝え続ける場を作る

③『すべての価値観や生き方の違いを超え共に豊かに生きる』意味を多くの人に考えてもらう

対象と方法


①中学校・特別支援学校の授業、学校の放課後活動などの教育機関

②重度重複障害の方の福祉施設など

③特別支援学校卒業後の課外活動など

要望に沿い、出張にてレッスンを行いますのでご相談ください。

プログラム内容


◉社交ダンス

デモンストレーション鑑賞、社交ダンス体験をします。

男女が手を繋ぎ踊ることは、健全なコミュニケーションであり、マナーや異なる心身を持つ相手を尊重する気持ちを育てます。

手の組み方、ステップの踏み方、見るとき、踊るときのマナーを思春期である子供たちに体験してもらい、踊ることを通じ生きる上での他者との関わり方の視点を増やしてほしいと思います。

1回での完結型、数回にわたる特別授業などご要望にそって提案します。

プロダンサーを招いた舞踏会を実施した取り組みについてのブログはこちらご参照下さい↓

学校×社交ダンス指導再開

2021.11月中学校 社交ダンス授業②

中学校舞踏会

◉肢体不自由スポーツプログラム

車椅子をつかって生活する重度重複障害の方へ、ダンス以外にもさまざまなスポーツを継続的に学ぶ場を提供します。

重度重複障害の方々に、安静や安全な生活だけでなく意欲や目標などの刺激、仲間との高揚感などを感じ、生き甲斐を持って豊かに生きてもらうためのお手伝いをします。環境の工夫次第で、スポーツを通じて生涯にわたり成長する喜びや目標達成をする喜びを感じてもらうことができることを、現場での様子を見てもらい多くの人にお伝えしています。

視覚、聴覚、触覚を使い、ハンドサッカーやボッチャなどの障害者スポーツをはじめ、それだけでなく、様々なスポーツを体験し、目標を作るお手伝いをします。

直接施設に訪問し、利用者さんと介助者さんにむけてプログラム提供させて頂きます。(内容・時間・距離などは応相談)

◉手話でのレッスン、情報保障サポート

聴覚障害のある方に充実したダンスライフを提供できるよう、日常のスタジオでのダンスレッスン、またそれぞれのプログラムを手話で行う事を可能にしています。社交ダンスはペアで行うダンスであるため、聴覚障害があってもリズムを共有し踊ることができます。

ダンスレッスンから、イベント参加における情報保障のサポートなどについても当事者の皆様と相談しながら、進めています。

またご要望のある方には、手話ダンスの振り付け演出や、指導も行っています。

アートにエールを作品公開まで

↑手話ダンスチームの振り付け作品についてはこちら

各プログラムのお問い合わせやご依頼はメールにてご相談ください

hope.of.dance.flower@gmail.com

熊井郁美